駆けながらすーっと息を吸い。己に備わり、父母の様になりたいと磨いている声量を振り絞って。

「待ちなさーーーーーーいっ！」

混乱を衝撃で塗潰しながら、官野さんの前へ割込み封印解除！

「無になんかさせるもんですか、貴方も貴方が今した事も！死なせないし、折角助けた人を殺させたりもしませんよ！」

巨大な斧を軽々突付けて。

「さあ！こんなに身体が動く、自分は生きてるんだって思う存分私に証明して下さい！幾らでも受け止めますから！」


・戦
「思い出して下さい、自分を！『化物』になっちゃったら、その時こそ後悔しなかった貴方も、その証も本当に無くなっちゃう！」

只管防御に徹しドラゴン使用、説得が届いた徴候ありか一人戦闘不能で攻撃開始。自ＨＰ-殺傷ダメが官野さんの攻撃威力×２以下でスナイパーへ移動。攻撃時は雲耀とメロディ繰返し、前衛被ダメが残ＨＰの５割以上で回復。

防御専念中も相手に当らぬ様な大振りは時折。兎に角注目を此方に！